DIARY OF 2PM

シンガーソングライターいじゅの(!)ぺん。アホほど歌詞を読み込みます。完全なる自分ログ。

2PM CONCERT "6Nights" 3日目のこと。

その時のこと。ログっとく。

 

まず音楽が止まったあと、メンバーは、トロッコから降りるよう促された。


(ヤングしか見てませんが)2階通路から1階通路に降りる間、ペンもみんな呆然としていて、すぐ近くをメンバーが歩いていても誰も動かない。私が見た限りでは、かろうじて顔は動かすけど、手を差し出す人は1人もいなかった。


先頭を歩いていたのかな、ウヨンはスタッフに促されてそのままセンステに戻った。
‪気付くとちゃんぬのは、じゅんけの元に行き、スタッフと一緒に心配そうに見ていた。1分くらい?とにかく、しばらくずっとその場にいた。

 

そして促されて、センステにやっとちゃんぬのが戻ってきて5人。
5人とも顔面蒼白だった。
ウヨンが言ったのかな「こんなことは初めてだ」と。テギョンも何度も「僕たちも驚いている」と。‬


‪ジュノが、心配してじゅんけを見ている1階と2階のペンに座るよう‬促した。二、三度の声で全員やっと座った。
そして、じゅんけのいる場所の明かりは落とされ、暗くなった。

 

その頃、スタンディングAのペンちゃんが何か叫んで、声に気付いたニックンが見に行った。多分、「具合の悪い人がいる」的に話して、スタッフに指示したのかな、よく覚えてない。
とにかく、ペンを気遣った後、そしてもう一度センステに戻ったニックンは「マジか…」みたいな表情をして、膝を抱えてしゃがみ込んだ。


5人とも、呆然としていた。

 

その後どこかのタイミングで「ちょっと協議します、ごめんなさい」的に、花道を通ってメインステに戻り、帰っていく5人。
この時も歓声なく、ペンはただただ歩いているその姿を見るだけだった。

 

じゅんけのいる場所で、何かが行われてるのは分かる。でも、暗くて、何が行われてるのかはよく分からない。そんな時、それが誰の声かわからないけど叫び後や大きな声が聞こえてきて、ますます不安になった。

 

そして運ばれてきたストレッチャー。会場が息を呑んだ。運ばれていくじゅんけ。ストレッチャーは見えたけど、じゅんけの様子は分からなかった。


その時5人がいたのかもういなかったのか時系列は覚えてないすみません(多分いなかった)


どこかのタイミングで、確かに「ケンチャナ」みたいな声が聞こえた気がした。それはじゅんけの声だったと、後で知った。

しばらくそのままの会場。
泣いてる人もいた。

ふと見ると、隣の方の手が震えていた。ノーラブのリストバンド。少しお話しをして、本当に差し出がましいけれど、手を握って差し上げた。その手は冷たかった。泣けた。


スタッフの方たちは、スタンディングに「水が欲しい人は言ってください!」と言い続けて、紙コップで水を配ってた。結局2リットルのペットボトルの水は、しばらくすると無くなっていた。


そして、どのくらいの時間の経過があったかはわからないけど、突然幕が開く。
一瞬起こった2PMコール。

でも、一列に並んで、悲壮な表情の5人に、コールは止む。
そしてテギョンの言葉。言ってる単語は理解出来たけど、頭の中で全くそれが文章にならなかった。かろうじて、「ミンジュンは病院に行った。コンサートは中止します。詳しくはスタッフが話します」みたいに言ったと思った。

 

ジュノも口を開く。じゅんけいについて言ってたな。なんて言ってたかな。

話さずにはいられないような思いつめた表情。思わず話し始めたけれど、次の言葉が出てこない、そんな気がした。
そんなジュノを見遣って、テギョンがジュノの背中をさすっていた。

 

そして二言三言話したあとの、「チグムカジ 2PMでした」と一礼した5人を見て、ああ、やっぱり聞き間違いじゃなかった、これで終わりなんだ、と思った。
お辞儀終わって、静かに去っていく5人の背中をぼんやりと眺めていた。

 

その後日本語でも説明があった。返金の説明で、会場の大半が状況を理解したような気がした。大きなため息で会場が包まれたような感じだった。

 

言いようのない気持ちで会場を後にして、クロークに行くと長蛇の列。列に並んでいると、スタッフの人がウォンの札を持って何か叫んでる。「〜〜パッキョ」言ってて、「何か変えてほしいみたいよ?」と。
しばらくして、返金の為に、1万5万ウォンを1000ウォンに変えてくれと言ってると分かった。この時、クローク代も返金してくれると知った。

 

帰り道、ソウルの夕陽を背にはためくじゅんけのフラッグを見た。切なかった。
みんなで、そのフラッグに向かって、「じゅんけい、怪我はおおごとでありませんように、早く良くなりますように」とお祈りした。

 
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