「じゅのくんの作る歌詞には、じゅのくんしか出てこない」の追記。
このブログは、読者ゼロの自分の気持ちログなので、好き勝手に書き散らかします。
朝ちらっと書いた「じゅのくんの作る歌詞にはじゅのくんしか出てこない」の追記的なもの。
(これは、サードアルバムの出る前に考えていたこと。サードアルバム出てから少し考えは変わりましたが、それはまた今度ログります。)
じゅのくんが、お芋ちゃん時代を経て(言い方)、華々しくシンガーソングライター(!)としての活動を開始して以来、選ぶ言葉からその人の本質を見つけようとする粘着質なわたしは、(韓国語良く分からないのに)歌詞を読み解こうとしはじめた。
そして、原語が分からないなりに至った結論は、「じゅのの歌詞は(内容が)薄い」ということだった。(ストレートにすみません…。)
なんだろう、とても薄い。軽くて薄い。曲によっては、まるで心に響かない。(すみません、こんなこと書くけど、わたし熱烈じゅのぺんです!!!)
言いつつ、彼は「恋の始まり」を書かせたらある種の天才で、彼の書く恋の始まりソングは揃って秀逸。
日本語の歌はどこまで本人の意思があるのかわからないのでともかく、原語の曲で言えば、 Give it tome、Love Song、I'm in love、Just a Feeling、 Love is true あたりは、曲調違うけど内容はほぼ同じで、
「僕はやっと君に会えた。今までのくすんだ世界が変わった。君に会えた嬉しさ。これからは 2 人で」
そんなことが、手を変え品を変え、歌い上げられている。どれもこれも気持ちの入ったなかなかの良い曲だと思う。
それが、付き合ってる2人になると、主に「僕たちの未来を信じている、ふたりはこれからも永遠、喧嘩しちゃったけど君が好き」に変わり、内容も一気に薄くなる。頑張ってじゅのぐん、て思うwww
別れの曲に至っては、あれだけ恋の始まりをちゃんと書ける人ならもうちょっとなんとかなるでしょ?て思うんだけど、イマイチピンと来ない。
さっぱりしていて、人の別れってそんな綺麗なものじゃないでしょ、みたいな。
決して幸せな状況ではないはずの歌(うぉんちょむろ)で、ペンギン着て、可愛く「ピングピング」歌ってる時点で、もうアレですけど、本気で別れと向き合おうとしたんだろう Go Back も、状況がぼんやりしていてなんだかよくわからない‥。*1
聞いていて、じゅのくん‥!経験値‥ヽ (;▽; ) ノてなっていた。
だからとにかく、恋の始まり曲以外、ちっともピンと来ないので、恋の始まりは経験済だけど、彼女は居ても、ドロドロしたり泣いたりするような、そんな深くは彼女と付き合ったことはないのかなあと思っていた。(というか、それは、 INSANEを聴いた今ですら、思っている…。←)
でも、ある時、ふっと分かった。
経験値云々よりも、何よりも!
じ ゅのくんの歌詞には「じゅの」しか出て来ない … 。だから薄い … !
それは、うよんソロコンを控えて、今更、うーソロアルバム(韓国の)の曲を訳している時だった。(ちなみに、実家に帰る飛行機の中w)
うー先生のアルバム最後の曲 Only Girl を飛行機の中で訳していた。とても良いラブソングだった。(作詞はうよんくんではないけれど)
ざっくり書くと、
「君の為にこの歌を歌うから聞いてね。」
的に、始まりは、じゅのくんと一緒だった。( Love Songの最初のセリフ)
でも、じゅのくんだと、この後、延々、僕がどれだけ君を探していたか、待っていたか、そしていかに僕の心が震えているか、ということを延々歌いあげる。
Love Songの場合、相手の存在が出てきても、
「 君と初めて会ったあの日の 震えた心を 僕は忘れることができなくて」 「いつも僕のそばにいてよ 君の香りが僕の体に染み込むまで」「僕たち 朝日がのぼるまで一緒にいよう」と、じゅのくん中心。
でも、 Only Girl は「君の側にいることが夢みたいだ」、「僕を守ってくれた君の涙」「記憶するよ君の瞳を」と、登場人物は 2 人だし、相手に寄り添っている。
心が震えると言っても「笑う君を見るたび、美しい君を見るたび心が震える」。
主体はあくまで、僕の震える心ではなく、笑う君であり、美しい君。
「聞いてるかな僕の声?」と、じゅのくんテイストを出しても、ちゃんとその後「君への僕の気持ちが、君の夢になりたいって」(直訳すません)と相手の存在が戻ってくる。
この考え正しい?と思って、全ての人が愛している、誰もが知る名曲(!)じゅのくんの代表曲『キミの声』を聴いてみたけれど、予想通りお相手不在、じゅのくんが「キミの声」を聞きたい、聞かせて欲しい、という思いの丈を叫んでいるだけの歌だった … 笑。
じゅのくんの頭の中の想像ではない、お相手がリアルにじゅのくんの前に登場しているのは「忘れもしないよ君と出会えた日」の、その「出会えた日」だけで(更には 2 番で「顔が見えないと不安になるよ」言い始めて、ますますお相手不在に)、以降最後まで出てこなかった … 。
オノレがどれだけ君に会いたいか!君の声を聞きたいか!それが全て。スバラシイ。(全力褒めてます)
ということで、ステージ同様、歌詞にも基本「じゅの」しか居ないから、薄いし軽い。
(うよんコン→うよんくんとおデート、じゅのコン→じゅのくんの音楽発表会父兄参観、というお話は長くなるのでまた今度。)
だからこれってもしかして、経験不足とかそんなのじゃないのかもしれない。
それはキャラクターの問題で、じゅのくんがこれからどれだけ経験を積んでも(!)、このスタンスは変わらないものなのかもしれない … !
と、高度1万メートルで大発見した気分になり、以降、ずっと待っているけれど、それを覆す状況も特に起こらず、だから私の中で「じゅのくんの歌詞には、じゅのくんしか出てこない」というのが定説になりました。
という、随分長い追記。
サードアルバムが発売されて、上述の見解に、少しだけ変化があったけれど、覆すまでには至ってないな。その辺はまた詳しく書こう。
*1:ここでは、INSANEは、一旦置いておきます。